2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

有川浩「植物図鑑」原作小説と映画は設定が違う?登場する植物と料理について

有川浩さん作のライトノベル「植物図鑑」は図鑑といったタイトルとはうらはらにとても甘い気持ちになる小説です。映画の予告編を見たのですが、イメージはぴったり。甘くなつかしい胸キュン感が漂っていて、思わず微笑んでしまいます。でも少し設定が違うよ…

川村元気「世界から猫が消えたなら」原作小説の結末と猫と映画の猫

川村元気さん原作の小説「世界から猫が消えたなら」の映画が公開されますね。 小説は、LINE小説から大ヒットした作品で、2013年には本屋大賞。2016年にはついに映画の公開となりました。 映画の予告編を見ると、わたしのイメージしてた街の様子や猫のイメー…

横山秀夫「64」ロクヨン原作小説の結末!モデルとなった実話の犯人は何を思うのか

横山秀夫さんの小説「64」(ロクヨン)が、映画でこのゴールデンウィークに公開されます。NHKでは2015年に連続ドラマになりました。 原作である横山秀夫さんの小説は、「D県警シリーズ」の第4作目。実に読み応えのある長編小説です。 「64」には、モデルとな…

東野圭吾「カッコウの卵は誰のもの」原作小説とドラマの結末が・・・・違う

「カッコウっていう鳥は、ほかの種類の鳥の巣に自分の卵を産むそうだ。モズとかホオジロとかのさ。そうして、雛を育てさせる。知ってるかい?」p.366 東野圭吾さんの「カッコウの卵は誰のもの」は、風見(かざみ)という才能あるスキー選手をカッコウの卵に…